都市部で需要が高まっている壁面緑化を知っていますか?


外壁に緑を取り入れて快適な街づくりを

都市部で新たに建物を建築する際に壁面緑化という手法が取り入れられることが増えてきました。壁面緑化とは漢字からも想像できる通り、壁に植物を施す手法のことを言います。古い建築物だと長い年月の中で自然と蔦に覆われてしまうことがありますが、これを意図して行うことが壁面緑化なのです。その壁面緑化の需要がなぜ高まっているかと言うと、壁面緑化にはさまざまなメリットが存在することがわかったからです。その中でも都市部において最も大きなメリットとなっているのが、緑視率の増加だと言えるでしょう。

緑視率とは視界に入る植物などの緑の割合のことで、この緑視率が高いと人々が感じているとストレスを軽減させる効果が期待出来るとされています。都市部ではコンクリート構造のビルやマンションが増加しており、緑が少なくなっています。そこでビルやマンションの外壁に壁面緑化を取り入れることで人々の視界に緑が入る機会を増やし、リラックス効果を高めようという考えが広まってきたのです。

壁面緑化で得られる実用的な効果

壁面緑化には街の景観を良くするだけでなく、他にもたくさんのメリットが存在します。その中のひとつが日光の照り返しによる気温の上昇を防いでくれるという効果です。コンクリートの外壁に日光が当たると外壁の表面温度が上昇してしまい、周囲の気温も高くなります。ところが緑化された壁面の場合だとそこまで外壁の表面温度は上昇しません。つまり、壁面緑化を取り入れることで市街地の気温の上昇を防ぐことが可能になるのです。この壁面緑化の効果は、都市部で問題になっているヒートアイランド現象への対応策として注目されています。

壁面緑化は壁面にパネルを設置して、生花や造花を飾り付けます。様々な植物を利用することで緑を楽しむことが出来ます。